勝ちたい。という気持ち
※先に言っておくと、画像や言葉の引用はありますが、考察・感想などではないただの自分語りです。
私ミトは、趣味で【合唱】をしています。
現在は混声合唱団1つ、男声合唱団1つの計2団体で活動しており、毎週末はいずれかの団(週によっては両団)の練習で何時間も歌に明け暮れています。
そして今日は、混声の団の本番当日
年に一回、全日本合唱連盟が主催で開かれる『全日本合唱コンクール』の県大会に出場する日です。
県大会で良い成績をおさめた団体は支部大会(関東・近畿などの地方大会)に進み、さらにそこから勝ち抜けば全国大会に出場することができます。
中学生・高校生・一般の部に分かれて、それぞれの日本一が競われる大会となっています。
私は合唱が大好きです。
高校生で始めて以来、大学・社会人と自分の環境が変わっても絶え間無く続けてきたほどに。
しかし高校の部活で合唱を始めた時から何度も出ているこのコンクールという場は、どうにも好きになれません。
一緒に歌うのが好きな仲間と、何日も練習してきた好きな曲を、心から好きなように音楽する。
本番にホールのステージで歌っているその瞬間は、とっても楽しくて、とっても充実していて、とっても素敵な時間です。
そこには芸術・文化的な活動としての醍醐味が詰まっていると思っています。
でもそこに「勝ち負け」というものが付いてくると、そんな空間に似つかわしくない "後悔" や "悲しみ" といった負の感情が生まれてしまう。
私たちも、去年のコンクールで自分たちの最高の音楽をしましたが、次へは進めず悔し涙を流しました。
本来あんなものは音楽で生まれるべきではないのに、あの場に出場したからにはどうしてもついて回るこの不条理のせいで、私はコンクールというものが好きにはなれません。
じゃあ明日、私はどんな気持ちでそのコンクールのステージに立つのか。
私は明日のコンクール
"勝ちたい" です
去年までの、コンクールにおける個人的なスローガンは「自分たちの音楽を全力でしたい」というものでした。
でも今年のコンクールは、初めて「自分たちの音楽を全力でして、"勝ちたい"」と思うようになりました。
こうした意識の変化は、やはりサンシャイン‼︎のストーリーの影響が大きいのでしょう。
素敵な仲間と駆け抜けてきた日々を輝かせたい。
自分たちが今日まで費やしてきた時間を、掛けてきた想いを、去年流した涙を肯定したいのです。
コンクールで勝ちたいか。
誰のためのコンクールか。
いままでの私では答えられませんでした。
でもあの18人の輝きを見続けてきた今の私なら、その問いかけにも真っ向から答えられます。
コンクールで勝ちたい。
この一年の努力を肯定するために。
この一年の成長を祝福するために。
この一年の軌跡を輝かせるために。
きっとこの手に
未来への切符を掴んでみせます!
Aqours 3rd ライブツアー感想 大阪編
Aqours 3rd ライブツアー 大阪公演に寄せて
6月17日(土),6月18日(日)に行われた
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~
私は大阪公演に両日現地参加してきました!
今回も私が言いたいことをつらつらと書きました。
最後までお読みいただければ幸いです。
センターステージの演出に注目
1stライブで様々な演出効果を担ったセンターステージの床スクリーンが、今回のツアーで更にパワーアップして帰ってきました。
キャストのパフォーマンスや、正面のメインスクリーンに映る演出は言うまでもなく必見です。
しかしこの床スクリーンの映像にもぜひとも注目してほしい。
私の技量不足およびネタバレ回避のためここでは詳しい解説はせず、個人的に見逃してほしくない曲を箇条書きするのみに留めます。
・in this unstable world
・空も心も晴れるから
・WATER BLUE NEW WORLD
・青空Jumping Heart
・WONDERFUL STORIES
(特に「WATER BLUE NEW WORLD」の2番サビ後からの映像は必見です)
今回のツアーも残すところ福岡公演のみとなりました。
"運良く"現地スタンド席を得た方は、その日その場限りの特権をぜひご堪能ください。
「Awaken the power」にまつわるいくつかの話
- ミトは 2期8話,9話 が好きすぎる
私は 2期8話,9話 がとにかく好きなんです。
サンシャイン!!らしいリアリスティックなストーリー展開
限られた時間を意識させられて、今まで抱えていた姉への想いが溢れ出すシーン
似た境遇にあっていまだ苦しむ理亞を救い出そうとするルビィの献身
自分たちに秘められた力を信じて、大きなことを成し遂げる下級生たちの姿
その力の源をくれた大切な人へ、最高の恩返しをする物語
そんな素敵なお話を、今回のライブで流れるダイジェストではコンパクトかつクリティカルにまとめてくれています。
ライブに参加する人たち全員に、もっとこのお話を愛してほしいと切実に思います。
- 空を貫く光の柱
この曲のパフォーマンス冒頭、センターステージに立つ二人の周りには幾筋もの光の柱が天へ向かって伸びています。
大阪2日目にアリーナから見上げた景色はこの上なく荘厳で、その美しさに思わず息を飲みました。
福岡公演でアリーナ席がご用意された方は、どうか瞬きすらも惜しんでご覧ください。
- アニメ映像からリアルのライブへのシームレスな移行
アニメダイジェストが終盤に差し掛かるころ、まだ照明の当たらないセンターステージへ降幡さんと佐藤さんが静かに上がってきます。
最初は並んで正面向きに立っていますが、アニメ映像でルビィと理亞が背中合わせになるのと同時に、キャスト二人も同じ動きをして背中合わせに。
そしてキャラの「メリークリスマス!」の声に合わせて、同じように口を動かして笑顔を浮かべる二人。
キャストとキャラがオーバーラップして、アニメとリアルがシームレスに繋がるこの演出は素敵だな、と思いました。
これまでしっかりご覧になっていなかった方は、ぜひご注目ください。
今回の言いたかったことは以上です。
最後までお読みいただいたあなたに心からの感謝を。
次はBD7巻についてきた諸々の特典のどれかに触れるかもしれません。
Aqours 3rd ライブツアー感想 埼玉編
はじめまして!
ミトと申します。
人生初のブログ投稿を始めました
話題はラブライブ !サンシャイン‼︎ 関連のものがメインになると思います。
不定期に、しかし間は開けすぎないように記事を書いていくつもりです。
どうぞよろしくお願いします。
では前置きもそこそこに、正真正銘の初ブログどうぞご覧ください。
3rd ライブツアー 埼玉公演に寄せて
6月9日(土),6月10日(日)に行われた
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~
私は埼玉公演に両日現地参加してきました!
今回はこの二日間について「私が言いたいこと」にのみ焦点をあてて、レポと感想を書いていきます。
"助っ人さん"の視点で観た「君の瞳を巡る冒険」
まずはセットリストの2曲目に披露された「君の瞳を巡る冒険」について
この曲は3月19日(月)~6月3日(日)まで開催されていた、
リアル脱出ゲーム×ラブライブ!サンシャイン!! 孤島の水族館からの脱出
のイメージソングに起用された曲です。
私もライブ一週間前の6月2日(土)にあわしまマリンパークを訪れて、この脱出ゲームに参加してきました。
参加した方々の多くがtwitterやブログ等で語られているとおり、完成度も満足度も非常に高い素晴らしいイベントでした。
このイベントでは "助っ人さん" となったプレイヤーが、Aqoursのみんなと一緒に謎を解きながら、文字通り島を一周歩き周ります。
また道中のところどころで、その場所にまつわるAqoursや内浦のエピソードを彼女たちから語り聞かせてもらうことができました。
あの日あの時プレイヤーの私たちは、自分を視てくれているAqoursの皆と一緒に、彼女たちと同じセカイで遊んでいたのです。
そんな貴重で素敵な体験ができる脱出ゲームは、6月3日(日)に惜しまれつつも終演を迎えました。
しかし私たちには、彼女たちと同じセカイで遊べる場所がまだ用意されています。
いつもは液晶画面やスピーカーを隔てた別世界にいるAqoursと私たちが、次元の壁を越えて一緒に遊べるセカイ。
それは ライブ です
この曲の最後の歌詞「このセカイで遊ぼうよ」という言葉を聴いたとき、ついに幕が開いたこの3rdライブツアーを、最後まで全力で彼女たちと遊び尽くそうと思いました。
ところでこれは私の聴き間違いの可能性も多分にあるのですが、ラスサビ前の「ひとりじゃない」と言うセリフパート について言いたいことがあります。
このパート、CDおよび1日目は全員が喋っているんですが、2日目は千歌ちゃんソロじゃありませんでしたか?
もし本当にそうだったとしたら、脱出ゲーム参加者にとってはこれ以上ない憎い演出ですよね。
あの日淡島を"ひとり"で訪れていた私たちに、千歌ちゃんが声をかけてくれた瞬間にあのセカイでの冒険が始まったんですから。
ソロ曲は進化し続ける
次に私が取り上げたいのはソロ曲ステージについてです。
嬉しいことに二日間の埼玉公演で、全員のソロ曲を披露してくれました。
(片方1日のみ参加の方には少々残念なかたちとなりましたが…)
私は幸いにも両日通して、現地で9人のパフォーマンスのすべてを見届けることができました。
また席も両日ともに一塁側スタンド上方だったため、客観的・俯瞰的な見方がとてもし易い状況でした。
まずはそんな中で、印象に残ったシーン・気づいたことがいくつかあったので、ステージ順に述べていきます。
「Pianoforte Monologue」 では逢田梨香子さんの優しくも力強い歌唱が、キャラとキャストを見事にリンクさせた見事なパフォーマンスに繋がっていました。
CDで聴いていたときは《梨子ちゃんからAqoursメンバー(主に千歌ちゃん)への感謝の歌》という印象だったんですが、逢田さんが心を込めて歌う姿に《1stライブで支えてくれたメンバー・ファンへの感謝の歌》にも聞こえてきて、胸が温かい気持ちに満たされていきました。
「Beginner's Sailing」 では斉藤朱夏さんが、持ち前の運動量・力強く励ますような歌声・天性の愛嬌を存分に発揮。
"ステージでは曜ちゃんになりきる"という自身の目標に大きく近づいたパフォーマンスを見せてくれました。
また、ステージを縦横無尽に駆け回った曜ちゃん(斉藤さん)が、間奏後最後のサビを歌いにきた場所はセンターステージでした。
そこは昨日、憧れの千歌ちゃん(伊波さん)も同じく昨日のソロステージで立っていた場所です。
2期12話で告白した彼女の夢が叶った瞬間だったのかな、などとオタクは妄想を膨らませていました。
「New winding road」での鈴木愛奈さんの歌唱は、まさに圧巻の一言に尽きます。
高音の声量や音程の正確さは言うまでもなく素晴らしかったです。
ですがそうした単純な尺度では計れない、文脈ごとの音色の選択やフレーズの緩急や収め方など、細部にまで彼女の"上手さ"が詰まっていました。
いま取り上げた3人以外のステージも、初披露とは思えない完成度の高さでとても満足させられるパフォーマンスだったと思います。
そして3rdライブツアーはまだ始まったばかり。
おそらくあと2回ずつ、各キャストはソロ曲をやる機会があるでしょう。
短い期間でのツアーになりますが、必ずや彼女たちは毎回進化したパフォーマンスを見せてくれるはずです。
これは何も無茶なことを求めているのではなく、絶対にそうなるという確信があるのです。
雑誌等のインタビューで綴られる彼女たちの言葉の中には、
"日々メンバーから刺激を受け合っている"
"メンバーは仲間であると同時にライバルでもある"
という趣旨の発言が、度々見られます。
仲間たちの長所に信頼をよせ助けられながらも、自分自身もその高みに追いつこうと努力を怠らないのが Aqours というグループです。
そんな彼女たちがこの二日間、自分以外の8人の見事なパフォーマンスを目の当たりにして、一体何を想ったでしょうか。
「ここで立ち止まってはいられないぞ」
きっと口に出す人はいなかったでしょう。
けれどもきっと全員が揃って同じ想いを抱いたであろうとも思います。
故に彼女たちのパフォーマンスは進化し続けると、確信をもって言い切れるのです。
まずは今週末の大阪公演。
特に期待しているのは、小林さんのパフォーマンスです。
埼玉では2番歌い出しで歌詞が喋れなかったという、悔やんでも悔やみきれないミスをしてしまいました。
大阪の再演にかける想いは9人の中でも桁違いだと思います。
彼女の高いポテンシャルに、そんな強い想いがかけ合わさってしまったら、一体どんなステージが生まれてしまうのか。
楽しみで仕方がありません。
今回の"言いたかったこと"は以上です。
最後まで読んでいただいたあなたに、心からの感謝を。
ありがとうございました。
次は大阪公演の感想でお会いできればと思います。