渡辺月ちゃんについて考える

 

今回は最初に、ぼくのちょっと変わってるかもしれない趣味を紹介します。

 

それは、自分の過去のツイートを眺めること。

ふと時間ができたときに、Twitterの検索機能で適当な期間を指定して、当時の自分のツイートをざーっと読むだけなんですが、これがなかなか楽しいんです。

↓やり方はこちらから↓

appbu.jp

 

つい先日もそうして過去のツイートを眺めていたとき、あるツイートを見つけました。

 

 

「そういえば当時、この情報をもとに色々彼女のことを考えたなぁ…」と思い出し、そのあともツイートをさかのぼると、僕なりの考察がそこそこの量で展開されていました。

いま振り返って客観的に見てみても結構面白い話をしていたので、せっかくだからブログで紹介しようと思い、今回この記事を書くに至りました。

 

ということで前置きが長くなりましたがここから本題。

一緒に月ちゃんのことを考えてみましょう!

題して……

 

月ちゃんの"感情"を探ろう!

 

上に載せたツイートで言及している、月ちゃんの感情についての酒井監督による証言を受けて、僕は「Aqoursに対する、彼女の感情の移り変わり」に思いを巡らせました。

 

最初は、たぶん興味


曜ちゃんから話だけはいつも聞かされている。
全国大会で優勝したという実績もあるが、その実像やパフォーマンスについては分からないところが多い女の子達。

ただ、曜ちゃんから言葉だけで話を聞いていただけでは初対面で顔と名前を言い当てるなんてなかなか現実的ではないので、たぶん何回かライブ映像も観たことがあるのだろう、と個人的に想像しています。

 

次に彼女が感じたのは、おそらく期待

 

部活動説明会のパフォーマンスは「Aqours・浦女をアピールして統合を認めてもらう」という目的に対しては、明らかに失敗しました。

でもこのとき、きっと月ちゃんの中にはAqoursへのたしかな期待が生まれたのだと、僕は考えます。

 

たしかに、現状を打破し沢山の人の気持ちを一変させるようなことはできなかった。

でも6人のパフォーマンスは "0" じゃない。

ドームで優勝したときと比べて2割,3割の出来だったとしても、決して0ではなかったはずです。

だって彼女たちはこの一年を通してあんなにも成長したのだから。

 

動画で観た(であろう) 9人の時の輝きと、目の前で観た6人の不完全なライブを照らし合わせた月ちゃんは、“彼女たちの真の実力と魅力をもってすれば、きっと反対派の意見も翻せる”と、そう思ったのではないでしょうか。

そんな期待を胸に、練習の様子もわざわざ砂浜まで見に行って、半ば巻き込まれるかたちでありつつも、Aqoursの復活を助けるべくイタリアでのサポート役を買って出た。

 

(このときの月ちゃんに"打算"が無かったといえば嘘になるかもしれません。この時の彼女にとって、一番の目的は健全なかたちで統合を進めることでしょうから。)

 

そうしてイタリアでAqoursと過ごした結果、彼女に生まれたのは、きっと希望

 

イタリアで身近な時間を過ごしたことで知った、Aqoursというグループの魅力とメンバーたちの思いの強さ

ライブ前夜の果南・鞠莉と千歌・曜のやり取りを聞いて、月ちゃんはAqoursの"心の繋がり"を感じたはずです。

 

そしてライブで放たれた輝きは、月ちゃんにとっての希望となり、浦女の受け入れに賛成している生徒たちに声を掛けて、統合の成功に向けてより具体的な行動を起こさせました。

 

帰国後、仮校舎での「僕たちも頑張らなくちゃ!」という言葉の裏には、" Aqoursはもう大丈夫!だから…!" という気持ちがこもってたんじゃないかな、と僕は想像します。

 

そしてラブライブ!決勝 延長戦を観た彼女は、感動しました。

 

Aqoursと同じく、新たな一歩に苦しんでいたスクールアイドル・Saint Snow
先に答えを得たAqoursによって救われた彼女たちが放つ、Aqoursのそれとはまた異なる力強い輝き。
それを受けてなお一層輝きを増すAqoursのパフォーマンス。
スクールアイドルの持つ無限の可能性に気づき、魅せられた彼女は、その感動をより多くの人に発信します。

同時に彼女自身も、本当に大切なことが何なのかを気づかされる。

"楽しむこと"に憧れる。

 

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Aqoursの、Saint Snowの、スクールアイドルの輝きが…

いえ、"スクールアイドルの"なんて、そんな特殊的なものではないはずです。

"今を全力で楽しむ人"の輝き が、それを見た人たちも巻き込んで、より大きく素敵な輝きを放つのです。

 

きっと月ちゃんにとって、この1ヶ月あまりの出来事はとても刺激的で、貴重な経験になったのではないでしょうか。

そんな彼女が Aqoursのみんなと過ごす高校生活は、とても想像が膨らみますね。

 

渡辺月ちゃんは、決して私たちファンの"具現化"や"投影"といった単なる役割的存在ではなく、Aqoursと同じひとりの人間です。

経験がなかった方は、ぜひ一度そういった視点で彼女のことを考えてみてはいかがでしょう。

 

 

 

P.S

 

静真高校でのみんなの日常が見て〜〜〜